真田丸第22回6月5日【裁定】感想とややネタバレ(男性)



 
真田丸第22回【裁定】では、沼田城の戦国裁判が印象に残りました。

最初は北条氏政、徳川家康、真田昌幸の三人で
沼田城について話し合い、豊臣秀吉が判断を下すというものでした。

しかし北条家は氏政ではなく、名代として家臣の江雪斎
徳川家は家臣の本多正信、真田家は当主昌幸ではなく
二男信繁のメンバーで、話し合いが行われました。
 

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このメンバーでの話し合いは拍子抜けでしたが
それゆえに白熱した論戦になったとも言えます。

 

話し合いは二転三転しましたが、北条家有利の方向で終わりそうだったんです。

 

しかし徳川側家の本多正信が、真田家が有利になる証言をしました。

 

この時、豊臣秀吉は席を離れ、豊臣秀次に裁定を任せました。

 

本多正信の証言を受けた、秀次の裁定は次の通りです。

 

北条は、沼田城を譲り受けると言っておる。

 

もし北条が、沼田城を自分のものであったとするなら
奪い返すという表現が、妥当なはずと言い、沼田城が
真田家所有のものだと、北条家自身が認めている証拠だとしました。

 

あとは正式に、豊臣秀吉の裁定が下るのを待つだけ
真田家の勝利と思われ、一時休憩を挟みました。

 

休憩の間に、真田信繁は真田昌幸に状況を伝え
真田勝利は確実といった話をしました。

 

そこに現れたのが、石田三成です。

 

石田三成の言い分は、沼田城を北条に渡す代わりに
氏政を上洛させ、天下を平定したいとのことでした。

 

そのためには、沼田城が真田家のものでは困るので
ここは折れてほしい、と頼みに来たのです。

 

この時「戦のない世作り」という石田三成の言葉に、真田信繁も心を打たれ
真田昌幸に、沼田城引渡しを頼みます。

 

個人的には、この辺りは正直微妙です。

 

というのも、石田三成の言うことは理解できますが
後年、大坂夏の陣の真田信繁を見る限り、一筋縄では行かず
こんなに物分りのいい人物なのかな…と、疑問に感じてしまったからです。

 

石田三成としては、沼田城に相当する領地を
徳川から譲り受けるように手配いたすとし、真田昌幸もそれで折れました。

 

しかし、ただ頷くのは嫌だったようで、沼田城近くの名胡桃城には真田代々の墓があるので
ここは明け渡せないと言い、これを認めさせます。

 

ただこれは、真田代々の墓があるからではなく
名胡桃城から沼田城が丸見えなので、攻める時の拠点になるからという理由でした。

 

さすが真田昌幸、ただでは転ばない漢(おとこ)ですね。

 

しかし、これが波紋を呼びます。

 

沼田城裁判は、結局真田昌幸の言い分が通り
沼田城は北条家に渡すが、名胡桃城は真田家のものと裁定が下りました。

 

これに不満を感じたのが、北条氏政です。

 

沼田城を完全に北条家のものと出来なかったので、上洛はしないと言い張りました。


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沼田城の明け渡しには、兵士1000人以上は動員するなと、秀吉は言ってたのですが
これに対し北条は、一万以上の兵士を沼田城に動員します。

 

さらに、北条家家臣が独断で、真田領となっている
名胡桃城に攻め込み、落としてしまったんです。

 

これは即座に、真田昌幸の元まで知らされます。

 

すぐ戦を開始すると息巻く、真田昌幸を止めたのが真田信繁でした。

 

豊臣秀吉の許可を取るのが先だと言ったわけです。

 

豊臣秀吉に事の顛末を報告すると
この件はわしが預かると言われ、真田家は待機状態となりました。

 

秀吉は北条家に上洛を促しますが、それでも北条は首を縦に振りません。

 

これを口実に、豊臣秀吉の北条征伐が始まったわけです。

 

沼田城の真田北条問題が、全国規模の戦へと発展してしまいました。

 

豊臣秀吉の有能ぶり、を改めて思い知らされることになります。

 

けれど、北条氏政もバカではありません。

 

すぐに奥羽の伊達家を味方につけ、徳川家にも間に入ってくれるよう動きました。

 

しかしそれより早く、豊臣秀吉は全国の大名に召集を掛け
大軍を動員してしまっていたんです。

 

兵力では圧倒的に劣っている北条家
負け戦が濃厚な北条家に、他の大名がつくわけがありません。

 

北条家臣は、江雪斎を徳川に向かわせるも
徳川家康に居留守を使われ、相手にされない始末です。

 

この辺りが、孫子の兵法書で言うところの「兵は神速を尊ぶ」であり
「機を見るに敏」を実践してきた豊臣秀吉と
受身姿勢で、北条家の保身に生きてきた北条氏政との「差」だと感じました。

 

こんな危機管理能力では、北条が滅んで当然と感じる話でした。

 

※第22回「裁定」の視聴率(関東地方)は16.6%でした。

 

最後まで読んで下さり誠にありがとうございます。

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