真田丸第27回7月10日【不信】感想とちょいネタバレ(男性)


 
真田丸第27回の感想について書かせて頂きます。

この回の初頭で、真田幸村は関白豊臣秀次の付き人になります。
関白がその後どうなるか、ということを考えるとこれは興味深い流れです。

幸村が秀次の付き人になった後
さっそく秀吉と秀次の間にこんなやりとりが起こります。
 

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秀吉が秀次に対し、息子の拾(ひろい)後の秀頼が
もう少し大きくなったら九州だけ、拾にくれと頼むのです。

 

それを聞いた秀次は「拾様が関白になられたら、国のすべてが拾様のものになります」と返すのですが、
それに対し秀吉は、いやそんな先の話ではない(数年後にはくれ)と言うのです。

 

このように微妙な行き違い、溝が2人の間に生まれるのですが
秀次はこれを、必要以上に深刻に取ります。

 

歴史上、確かに後継者がいないからと言って
大名家が養子をとった後で、諦めていた後継者が生まれた場合
その養子はひどい目にあうことが多いので
(養子ではなく甥ですが)秀次が心配性になるのは当然と言えば当然です。

 

しかし、己の行く末を心配した秀次が、気を利かせて秀吉にゴキゲンとりをすると
秀吉はそれに対して「そんなことをするために、お前を関白にしたのではない」と激怒します。

 

秀次の立場にたってみると、たまったものではありません。

 

その後、秀吉と幸村の間に起こった官位を巡るトラブルを、上手く秀次が仲裁します。

 

この判断に対して「よくぞ申した」と関白は嬉しそうに言うのですが
この秀吉は、何を考えているのか分からないふしがあるので
素直に秀次の判断を褒めているとも取れますし、笑顔になりながら

「お前何ワシの判断にけちをつけてるんだ。調子に乗るなよ。」

と考えているようにも取れてしまいます。


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ただこの後のやりとりを見る限りでは、これは本心で褒めていると思われます。

 

このように、いちいち余計な深読みしてしまうところが
真田丸の秀吉の怖さであり、個性なのでしょう。

 

そして、(まだ計画段階ですが)伏見城築城の際、隠居している秀吉の城なのに評議の間などがあり
きちんとした政治機能が備えられていたこと、豊臣一族の死に対し秀吉が冷淡だったことを見て
秀次の秀吉に対する不信感が、頂点に達します。

 

「そうか。もう我々豊臣一門は、息子である拾を脅かす邪魔な存在なのか」

 

と判断した秀次は、なんと前ぶれもなく脱走してしまいます。

 

そして、次回に続くことになります。

 

この回は秀次と秀吉のやりとり、そしてすれ違いに力を入れて描かれていましたが
影のテーマとして、金吾中納言(後の小早川秀秋)の
秀吉や豊臣家に対しての感情の悪化も、描かれているのではないかと思います。

 

この回の最後に彼が「もう関白はここには帰ってこない」
と言った時の、なんともいえない表情を見ると、私はそう思ってしまうのです。

 

秀次に悲劇が降りかかってしまう次回の真田丸
これは必見と言えるでしょう。

 

※第27回「不信」の視聴率(関東地方)は15.1%でした。

 

最後まで読んで下さり誠にありがとうございます。

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