真田丸第39回10月2日【歳月】感想とややネタバレ(男性)


 
今回の歳月、これまでの流れよりも遥かに長い期間を
あっという間に進めてしまう、三谷幸喜流の演出が目立ちました。

特に信繁の老け具合は、演じる堺雅人さんの実年齢に近づいていました。

しかし謎なのは、忍びである佐助の年齢です。

これまでの話の中で、成人したような姿で登場しているものの
最低10年は経過しているのに、年齢を感じさせないのは謎です。
 

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また、春ときりも、年齢を感じさせない演出があります。

 

今回の「歳月」ですが、テーマ同様に、話の流れは
非常にゆったりとしたものです。

 

昌幸の死後も、長い期間蟄居させられる信繁に
心情の変化が目立ちました。

 

金子が足りないことを、兄である真田信之に対し
援助を遠回しに要求するのは、策士とも言えますが
信之が、あまりにも平和ボケしている感じでした。

 

そもそも、昌幸が残した兵法書を見せた際に
「凡人には解らぬ」というシーンがありましたが
戦場における陣形や戦術は、武士として非常に重要なものです。

 

それを絵図に表して、分かり易くしているのに対し
認識出来ない信之に、信繁はガッカリしたと思います。

 

そんな鈍感な兄に対して援助を求めたものの
仕送りとしてくるのは、信州名物の蕎麦です。

 

まだ、この時代の蕎麦は、細切りした物ではなく、蕎麦がきが主流です。

 

そのため、米や粟、稗といった穀物を食する農民にとって
なかなか受け入れられるものではありません。

 

また、蕎麦自体にはミネラルは豊富なものの
栄養が少ないことを、信繁は指摘しています。

 

信州名物の信州蕎麦が、有名になるのはまだ先であり
民衆に受け入れられるようになるのは、江戸時代に入ってからです。

 

せめて、蕎麦の実を積めた入れ物の中に金子を隠し入れる
または、入れ物自体が高額なものを、信繁は期待したでしょう。

 

実の兄に対して、ちょっと期待をし過ぎたと思います。


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話は変わって、信繁を救う機会を与えたのは
かつて命を救った豊臣秀次の娘であり、真田紐の原点たるネパールの紐です。

 

この紐により、信繁は蓄財をするだけでなく
茶道筆頭である、古田織部の商法を利用することとなります。

 

真田紐の販売方法については村長を通し、農民に9割を与え
考案した信繁には、1割の利益を求めていました。

 

明らかに、損に思える様に思われますが、農民に蓄財させることは
信州上田の農民だけでなく、日本各地の農民が
非常時に、足軽として活動することを意味します。

 

もし、大名以上に蓄財した農民が多数存在し、金子や武器を保有していた場合
ゲリラ戦法により、野営中の本陣を急襲したり
伸び切った補給線網を、寸断することが出来ます。

 

特に、地形を利用したゲリラ戦法は、かつて信繁が
薪材を横取りしようとした、隣村の農民に対して行った方法です。

 

疲弊した陣営に対し、いつ襲われるか分からない恐怖を与えることで
士気を下げる効果を考えたものです。

 

そもそも信繁は、幽閉かつ見張られている状況です。

 

今後の話で、農民の協力は非常に重要なものになると考えます。

 

※第39回「歳月」の視聴率(関東地方)は16.6%でした。

 

最後まで読んで下さり誠にありがとうございます。

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